毎日大阪ステーションシティ（OSC）に通うスタッフが、OSC周辺でリアルに通っている場所はどこなのか、聞き込み調査を行う連載企画 第3回。

今回、口コミをいただいたのは、昨年7月にオープンしたＫＩＴＴＥ大阪の営業担当・藤野さんと、JR大阪駅桜橋口すぐの駅ナカ商業施設・エキマルシェ大阪の運営・販促を担当する飯嶋さん。
人気店の攻略法や、駅直結なのにあまり知られてない休憩スポット、名店の隠れ推しメニューなど。今回も誰かに話したくなる、耳より情報が盛りだくさん。

記事の最後には、過去の連載2回分を含め、これまでの掲載スポットをまとめた「OSCマップ」を掲載しているので、週末の買い物に、仕事終わりの一杯に、ぜひご活用ください。

おすすめしてくれた人：5人目

口コミ①【赤白 ブラッスリー（ＫＩＴＴＥ大阪 4F）】
行列必至の“あの名店”に並ばず入れるなんて！

大阪・キタエリアで大人気のフレンチレストラン「赤白（こうはく）」は並んででも食べたい、昔から大好きなお店。そんな赤白が、ＫＩＴＴＥ大阪に新業態のお店を出したんです。
こちらの店舗は、トリュフをはじめとする高級素材を使用した贅沢なフレンチが、リーズナブルな価格で楽しめるのが売り。贅沢なお料理はもちろんのこと、座席数がほかの赤白より多いからか、比較的並ばずに入れるのがめちゃくちゃアツい！カウンター席が中心なので、仕事終わりや2軒目など、カジュアルな場面で使いやすいのも魅力です。
僕のおすすめは「マッシュルームのカルパッチョ」と「牛タンシチューとフォアグラのソテー」。トリュフをその場で削って提供してくれるカルパッチョは口いっぱいに豊かな香りが広がります。また、口の中でほろっと溶けるまで煮込まれた牛タンと、濃厚な味わいのフォアグラがベストマッチな牛タンシチューはフランボワーズのソースで見た目も鮮やか！食べる前からテンションが上がります。自分へのご褒美にぴったりですね。

ほかにも、「朝シャン」という、11～12時の1時間限定で、ワイン1杯に前菜のサービスがつく試みがあったり、最近ではネット予約もスタートしたんだそう！赤白系列の店舗では唯一予約ができるお店なので、みなさんぜひ活用してみてほしいです。
トリュフ料理が1000円台で食べられたり、牛肉などの肉料理もコスパが良く、行くと必ず大満足できるお店です。

口コミ②【荻野屋（ＫＩＴＴＥ大阪 2F）】
塩尻ワイナリーのワインに、牛乳パン。
現地の人のみ知る逸品に、旅行欲が刺激されます

こちらはＫＩＴＴＥ大阪の「ええもん にっぽん めぐり（アンテナショップ）」エリアにある1店舗。
群馬県・長野県の特産品やお土産品、名物の駅弁「峠の釜めし」を販売されています。
荻野屋は明治18年創業の、現存する最古の駅弁屋とも言われており、地元民はだれもが知るお店。
実は僕以前、群馬県に1年半・長野県に2年住んでいたんです。なので、両県のものが買える荻野屋さんは僕にとっては、第2のふるさとのような存在。

長野にいたころ、ワイナリーにまで通うほど好きだった塩尻ワイナリーの「五一ワイン」と「井筒ワイン」をコチラで見つけた時は感動しました。僕自身もともとワインが苦手だったのですが、果実感がある塩尻ワインの軽やかな味にハマったことがきっかけで、今ではすっかりワイン好きになってしまいました。
また、週末限定で買える牛乳パンは、ふわふわでボリュームのあるパンとミルククリームの組み合わせが最高。現地ではスーパーでよく見かけるほどポピュラーなもので、中のクリームだけ売っていたりもします（笑）。

「ええもん にっぽん めぐり」自体が、観光向けの王道な商品もありつつ、“地元民は当たり前に知っているけど、他県の人から見るとすごくおもしろい！”という品もあり、ラインナップに刺激される場所。名産品を知るところから、旅行のきっかけにもなるなと思います。

口コミ③【よつ葉ホワイトコージ（ＫＩＴＴＥ大阪B1F）】
テイクアウトOKの豪華パフェは、食後のデザートや“〆パフェ”に

バターや牛乳などでよく知られる、よつ葉乳業直営のカフェ。なんと関西では、ＫＩＴＴＥ大阪にしかないお店なんです。
無類の乳製品好きなので、北海道の牛乳をふんだんに使用した商品はどれも魅力的で……。
一番人気の「ふんわりけずりバターパンケーキ」が気になりつつ、いつも午前中には完売してしまうので、ソフトクリームやパフェを休憩時間にテイクアウトすることが多いです。濃厚なのにすっきりした後味のソフトクリームだけでも十分満足ですが、いちごがたっぷり乗ったパフェは、テイクアウトではなかなか食べられない豪華さ。
これからあたたかい時期には、近くのグラングリーン大阪の芝生広場で食べるのもオススメですね。夜は21時まで営業しているので、ご飯後のデザートや、飲んだ後の“〆パフェ”にもピッタリ。夜だと完売商品があるものの、意外と席は空いている印象です。季節ごとにさまざまな新商品が販売されるのも見逃せず、定期的に通っています。

口コミ④【TOBI SHOP（ＫＩＴＴＥ大阪1F）】
朝のコーヒーから夜の〆まで。
懐の大きさがありがたいスタンド

駅直結なのに意外と知られていないのが、大阪駅西口の目の前にある、こちらの角打ち＆コーヒースタンド。ＫＩＴＴＥ大阪をいったん出て、外からじゃないと入れない穴場的な場所なんですよ。

ここは、サーバーから自分でコーヒーやワインを注いで、立ち飲みで楽しめるというスタイルのお店。ちょっとした休憩や待ち合わせ、急にパソコンを開きたい時なんかにこういうスタンドって重宝しますよね。
ジュースやコーディアルシロップ、焼き菓子やアイスクリームなど甘いものも揃っていて、少し変わったフレーバーが多いのが、心をくすぐられるんですよ。この前食べたカモミールティーのクッキーサンドもおいしかったです。夜は23時半まで開いているので、飲みの〆に甘いものを食べたいときや、終電前にもう少し友達と話したい時などにもよく利用しています。

お店のインスタを見ると、同じくKITTE大阪に入っているイタリアン「THE CORNER Pizzeria &Cafe」のメニューもこちらで注文できるらしくて。すごい自由ですよね（笑）。
目の前が通路になっているので、いろんな人が絶えず行きかうのを見ながら、人間観察するのも楽しいです。

口コミ⑤【京美～Vegetable style～（エキマルシェ大阪）】
梅田のど真ん中にある、安くて新鮮な八百屋

駅ナカにあって非常にアクセスが良く、日常使いしている八百屋さん。
バイヤーさんが毎朝市場で新鮮な朝採れ野菜や果物を厳選して買いつけているそうで、野菜や果物のバリエーションがとっても豊富なんです。仕事終わりの時間に行っても、切り立てのカット野菜が置いてあったり、在庫も補充されていて、売れ残りではない新しいものが並んでいるのがありがたいです。新鮮な食材を買えた日は自炊のやる気もアップして、楽しく料理できるんですよね。大阪の一等地で、こんなに安くて品質の良いものが買えるなんて、と重宝しています。

おすすめしてくれた人：6人目

口コミ①【うめきた広場】
にぎやかな様子と開放的な空間が、
ランチタイムの一息にピッタリ

事務仕事が多い日の気分転換によく利用するのが、グランフロント大阪前にあるこちらの広場。
水が好きなので噴水に癒されますし、春は桜がきれいで、木の下のベンチが特にお気に入りです。スカイビルをバックにした夕日も、梅田らしくてカッコいいんですよね。
アーティストの路上ライブや、広場で開催されているイベントもいろいろ変わり、いつ行っても飽きません。昼時にお弁当を持参することが多いですが、週に1回はエキマルシェでテイクアウトする時も。多国籍料理が大好きなので、今日は頑張った！という日は、タイ料理店「チャンロイ」のお弁当を食べて、テンションを上げます。パッタイとガパオライスがセットになったお弁当が定番ですが、私は特に、パクチーがモリモリに入った「パクチートムヤムサラダ」が大好きで。ガツンとパンチのある味にストレスも吹き飛んでいきます（笑）。

口コミ②【コーヒーギャラリーヒロ（エキマルシェ大阪）】
旨みのあるカフェインレスコーヒーは、
仕事の相棒に欠かせない存在

仕事中はコーヒーを飲むことが多いのですが、夜遅い勤務の時は飲むのをためらうことも多くて。
そんな時に出会ったのが、コーヒーギャラリーヒロのカフェインレスコーヒー。そもそも、カフェインレスは味が薄く感じることがあり好みではなかったのですが、こちらのものを飲んで、そのおいしさに驚きました。それ以来ヒロのカフェインレスばかり飲んでいます。

普段は「いながわブレンド」か「カフェラテ（カフェインレス）」、パックは「デカフェセット（12g）×10パック」を買い溜めします。冬季限定の「ぽかぽかジンジャーアイリッシュラテ」も大好きで、甘くない季節のドリンクが多いのもうれしいです。
ミルクもアーモンドミルクに変更ができたり、デカフェのカフェラテもあったりと、カスタムがいろいろあるのもありがたいです。

毎週10・20・30日はヒロアプリがポイント2倍、毎月16・17・18日はヒロアプリ会員の特売日なので、お得なタイミングでドリップパックやスイーツをまとめ買いしています。

口コミ③【エキマルひろば（エキマルシェ大阪）】
こんなに自由に使えるフリースペース、
駅ナカにあるって知ってました？

エキマルシェ大阪の中心部にある、こちらのフリースペース。JR大阪駅の駅ナカにありながら、実は朝6時半から23時まで利用できるんです。
飲食はもちろん可能ですし、ここでパソコンを開いたりしてる人もいて、使い勝手の良い自由な場所。さらに、一角では、1・2週間ごとに変わるポップアップショップがあり、スイーツや野菜、アクセサリーなど出店される店のジャンルもさまざま。いつ行っても新しい商品を販売しているのが楽しくて、おすすめです。今までだと、神戸元町のカフェ「レ・ジロンデル」のバスクチーズケーキや、「東北日進堂」のずんだ餅、「春日井よし乃」のピーナッツ餅が、リピート買いするくらい好きでした。エキマルシェ大阪は、毎週水曜日がWESTERポイント2倍なので、水曜日を自分のごほうびデーに決めて、スイーツを買って帰っています。

口コミ④【北極星（エキマルシェ大阪）】
オムライスの名店でおすすめなのが……。

名物のオムライスは言わずもがな、実はここの唐揚げが超イチオシで。
サクサクあつあつ、個人的にはどこのものより一番おいしいと思っています。単品で3つから売っているので、自分のほしい分だけ、揚げたてを買えるのがちょうど良いんですよね。
また、同じ「北極星」でも、メニューは各店長が決めているらしく、店舗によって少しメニューが違うのもおもしろいです。エキマルシェ大阪店では、店長考案の「ビーフシチュー」や、唐揚げ・エビフライ・スパゲッティ・オムライスがセットになった「大阪いらっしゃいプレート」が人気だそう。
朝8時から開店していて、モーニングサービスがあるのも、他店舗とは違う魅力ですね。

口コミ⑤【韓国海苔巻き専門店 麦の家（エキマルシェ大阪）】
鶴橋で即完売の本格キンパが、
ハーフサイズで手軽に食べられる幸せ

朝ごはんを食べ損ねた時や、昼食の時間が少ししか取れない時によく利用するのが、韓国海苔巻き「キンパ」専門店のコチラ。鶴橋のコリアンタウンにある本店はテレビ取材も入るほどの人気で、キンパもチヂミもすぐ完売してしまうんですが、エキマルシェではいつでも食べられるというのを、意外と知らない人が多いみたいで。
キンパの種類は約20種類と豊富ですし、作り置きはせず店頭で巻き立てを提供してくれるのでいつでもおいしくって！なかでも、私は焼肉キンパがイチオシ。本店にはないハーフサイズもあって、食べ比べにピッタリなんです。

同僚とお花見をする時やちょっとした集まりに持って行くと、華やかですし、お酒のアテにもなり、すごく喜ばれます。エキマルシェ内の店舗は、少量から自分の好きな量で買えるお店が多いので、いろんな店舗のはしごにも向いていて、晩ご飯の一品や持ち寄りご飯など、あらゆる場面で利用しています。

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スタッフが勧める、
普段使いの大阪ステーションシティマップ

今回ご紹介したスポットをマップにまとめました。気になったところは、ぜひご自身のGoogleマップに保存してみてください！

連載第1回、2回でご紹介したスポットも掲載しています。
マップは、連載の記事公開ごとに更新しますので、どうぞお楽しみに。

◆ 連載第1回目の記事はこちら
◆ 連載第2回目の記事はこちら