「大阪ステーションシティ NOW AND THEN」レポートVol.6

FM COCOLO朝の人気番組「CIAO 765」では、JR大阪駅開業150周年を記念し、大阪ステーションシティの歴史やトリビアを紹介するコーナー「大阪ステーションシティ NOW AND THEN」で大阪ステーションシティの魅力をご紹介してきました。
半年に渡って紹介してきたこのコーナーもついに今回が最終回。

まずご紹介するのが、大阪ステーションシティで楽しめるアートプロジェクト、「WARP（WEST ART PROJECT）」。
「ウエスト」という名前の通り、大阪駅の西側エリアを起点とするアートプロジェクトで、全部で6つのアート作品が展示されています。

どのアートも素敵な作品ばかりですが、なかでも注目してもらいたいのが「THE FOUNTAIN BOY」という作品。作者は大人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズの作者である漫画家、荒木飛呂彦さんです。
かつての大阪駅のシンボルだった「噴水小僧」をテーマにしたパブリックアートで、なんと直径２mもある作品なんです！

そのほかの作品は大阪駅西口改札や「イノゲート大阪」2階など、大阪駅西側に広がる通路や広場に展示されています。
この広場や通路は、「イノゲート大阪」や「JPタワー大阪」の開業をきっかけに開放されたもので、大阪駅西側へのスムーズなアクセスになるのはもちろん、人々の往来や出会いが生まれる空間だったり、まちを訪れるひとをさらなる賑わいや安らぎに包み込む、そんな場所になりそうですよね。

大阪ステーションシティに数ある広場や通路はこれまでにもたくさん紹介してきましたが、実は「農園」があるのはご存知でしょうか？ 農園の名前は「天空の農園」。その名の通り、空に近い場所、ノースゲートビルディング14階の屋上広場にあるんです。

一日平均80万人以上の乗降客数を誇るJR大阪駅に農園があるなんて、と思われるかもしれませんが、これがなんとも本格的！ ブドウやミカンなどの果樹や、ハーブやイチゴやサツマイモなどの野菜。
さらに、緑茶や紅茶の葉っぱが採れるチャノキまで、驚くほど種類豊富な野菜や果物が栽培されています。しかも屋上なのに水田もあって、なんと酒米の栽培も行われているそうです。

この屋上広場は誰でも自由に立ち寄れますが、ノースゲートビルディングの11階にある「風の広場」から階段を使ってしかたどり着けない場所。
3階分の長い階段を上がらないといけないので、少～し体力を使いますが、都市のなかで自然を実感でき、憩いと潤いを与えてくれる穴場のオアシス空間になっていますよ。

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知らないともったいない大阪ステーションシティの魅力のひとつに、今すぐつかってほしいサービスがあります。それがJR西日本の移動生活ナビアプリ「WESTER」。
このアプリをインストールすれば、新幹線や在来線の特急予約からレンタカー、高速バスなどの予約サービスにも簡単にアクセスが可能。
ほかにも、経路検索や通勤や通学で使う駅や区間を登録しておけば、乗りたい電車をすぐにチェックすることができますよ。

なかでも、ぜひチェックしてほしいのがアプリ内にある「WESTERポイント」。
JR西日本グループの共通ポイントサービスで、JR西日本の駅構内にあるお店や施設での会計時にアプリに記載されているバーコードを提示すればポイントがたまります。（※一部対象外の店舗がございます。）
大阪ステーションシティなら、たまったポイントを会計時に利用できるほか、新幹線や特急列車に半額相当で利用できる「WESTERポイント特典きっぷ」としても利用できますよ。

「WESTERポイント」でお得にお買い物を楽しんだあとにぜひ使ってほしいサービスが、大阪駅構内にあるスマートロッカー。
キャッシュレスで荷物の一時預けを利用できるだけでなく、鍵の共有による荷物の受け渡し、ロッカーの遠隔予約、ロッカーから大阪市内のホテルに手荷物を送ることもできる名前の通り、とってもスマートなロッカー。しかも一時間未満の短時間利用なら無料で使えますよ。

最後に、大阪ステーションシティでみなさんが楽しく便利に過ごすため、どんな設備があって、もしものために、緊急時にどんな対策がとられるのか、大阪ステーションシティの裏側についてご紹介します。

まずは防災設備。万一の火災に備え、スプリンクラーや消火器などの初期消火が可能な設備を設置するほか、自動火災報知設備や複数の避難経路や非常口が設置されています。事件や事故を未然に防ぐための監視カメラやセキュリティ装置も設置されていて、各ビルにある防災センターでは24時間365日、監視を行っているので緊急時には迅速な初期措置が取られるようになっています。

大地震が発生した場合には、地震のエネルギーを吸収して建物の揺れを抑える制震構造を建物に設けることで地震の揺れを軽減。さらに、建物の安全性を把握する被災度診断システムを導入することで、速やかに建物の安全性を確認。人命を守るための避難指示や建物の継続使用の判断に役立たせることができます。

安心安全への対策は緊急時のためだけではありません。施設内の高低差の場所にはスロープや多目的トイレを設置し、障がいをお持ちのかたや高齢、妊婦さんや小さなお子さん連れの利用者も安心できるバリアフリー環境が整えられています。

大阪駅に直結という抜群のアクセスで、たくさんの人が利用するからこそ、災害の発生に備えていたり、気軽に利用できる設備を備え、安心安全に利用することができるとわかると、より一層食事や買い物を楽しむことができそうですよね。

グルメやショッピングに、お得なサービスなど、知れば知るほど楽しめる大阪ステーションシティ。みなさんも一緒に、大阪ステーションシティで新しい発見をしてみませんか？

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