photo:渡邉一生
11月21日(金)に、大阪ステーションシティ5階にある「時空(とき)の広場」で、FM802のスペシャルライブ&公開収録イベント『FM802 on-air with TACTY IN THE MORNING OKAMOTO’S & w.o.d. SPECIAL TALK&LIVE』が行われました。
ゲストにはOKAMOTO’Sからオカモトショウ(Vo)、オカモトコウキ(Gt)、w.o.d.からサイトウタクヤ(Vo/Gt)が出演。集まった大勢の観客は、クリスマスの雰囲気たっぷりの「時空の広場」で、アーティストとともに特別な時間を過ごしました。

この日はイベント開始前に、大阪ステーションシティの冬の風物詩であるクリスマスイルミネーション「Twilight Fantasy」のイルミネーション点灯式も行われました。今年は「音がきらめく、光が奏でる、クリスマス」をテーマに、絵本登場55周年を記念したキャラクター「バーバパパ」と。さらに、FM802の年末恒例のロック大忘年会イベント「RADIO CRAZY 2025」ともコラボ。点灯式にはバーバパパも登場するなか、素敵なプレゼントが当たる抽選会なども実施され、一足早くクリスマスの雰囲気を味わうことができました。
FM802のDJ大抜卓人による司会のもと、たくさんの観客の歓声と拍手に迎えられ、ステージにOKAMOTO’Sからオカモトショウ(以下、ショウ)、オカモトコウキ(以下、コウキ)、w.o.d.からサイトウタクヤ(以下、サイトウ)が登場。3人は点灯したばかりのクリスマスイルミネーションを前に「キレイですね。ムードがある」(ショウ)と、ひと足早いクリスマスムードにご満悦の様子。また、尼崎出身のサイトウはJR大阪駅の思い出について「『時空の広場』前にある時計の前で集合したこともよくあった」と、当時のエピソードを語ってくれました。

12月26日(金)~29日(月)に開催される「RADIO CRAZY 2025」への出演が決定している2組。唯一、イベント出演の皆勤賞であるOKAMOTO‘Sは「レディクレがないと年が越せない!(出演者には)友達もたくさんいて過ごしやすいし、楽しい年末のイベント」(コウキ)、「レディクレに出ないと古い年に取り残されちゃう。15年前、デビュー直前からイベントに呼んでもらっている。恩も愛情もある、特別なフェス」(ショウ)と思い入れを語ってくれました。また、2019年から出演しているw.o.d.にとっても、思い入れの強いイベントであることは同じ。「一言一句、まったく同じ!」(サイトウ)と、先輩に負けじと(!?)、イベントへの熱い思いを語ってくれました。
実は、昨年の「RADIO CRAZY」の舞台裏で初めてじっくりと言葉を交わしあったという両者。サイトウは先輩アーティストであるOKAMOTO’Sについて「(OKAMOTO’Sが表現する)ルーツロックには、w.o.d.も影響を受けている。“これいいでしょ!”って、まっすぐに演奏している姿に共感する。ライブもかっこいい!」。コウキも「一言一句、一緒! わかる~!!ってなることが多い」と互いのライブパフォーマンスや楽曲を絶賛。



OKAMOTO’S、w.o.d.の2組が出演する「RADIO CRAZY 2025」は、クリスマスイルミネーション「Twilight Fantasy」ともコラボを展開中。「時空の広場」にあるカフェ「BAR DEL SOLE」では、12月25日(木)まで、「RADIO CRAZY 2025」に出演するアーティスト6組とコラボしたスペシャルメニューを提供しています。もちろん、OKAMOTO’Sとw.o.d.もこのコラボメニューに参加中。

ステージでは、メンバー自ら食レポをする試食会も行われました。OKAMOTO’Sのメニューは「この愛に敵うもんはない」という楽曲タイトルから、ラテアートを施したドリンク「この愛に敵うラテはない」を。w.o.d.は「My Generation」の楽曲タイトルからジェノベーゼパスタ「マイ・ジェノベーゼパスタ」が提供されています。
「この愛に敵うラテはない」はOKAMOTO’Sのメンバー4人を表現した赤い4つのハートのラテアートが施されていて、「可愛い!写真撮ります!!」、「甘くて美味しい!」と、2人は絶賛。「マイ・ジェノベーゼパスタ」も、楽曲とグルメがコラボすることに驚きつつ、「めちゃくちゃ美味しい!」と、本格的な味に舌鼓を打っていました。

試食会の後は待ちに待ったアコースティックライブへ。まずは、w.o.d.のサイトウのアコースティックライブからスタート。大型商業施設での弾き語りライブの経験が少ないらしく、緊張からかギターピックを失くしてしまうハプニングがありつつも(急遽コウキから借りてきたとか!)、今回のステージに立てたことを「嬉しい!」と、柔らかな笑顔を見せる彼。

1曲目「オレンジ」から、芯の強い歌声を響かせます。ライブハウスでは爆音のバンドサウンドが心地よく響く楽曲も、アコースティックでは切なげなメロディがより一層際立ちます。会場に集まった観客はもちろん、「時空の広場」に広がる心地よい歌声に魅かれ、道行く人たちもステージに目を向けたりと、誰もが特別な時間を堪能。「ライブハウスみたいな気持ちでやります!」と、続いてはライブでもお馴染みの「1994」へ。じりじりと熱量を高めていく歌声と、グランジ感満載にかき鳴らすギターに、観客も気持ちよく体を揺らします。いつもの激しいバンドサウンドとはひと味違う表情を見せるアコースティックアレンジに、会場からたくさんの拍手が届けられると、サイトウは「最高に気持ちよかったです!」と、素敵な表情を見せてくれました。

続いてはOKAMOTO‘Sのステージへ。ショウは特設ステージが作られた会場を見渡しつつ、「こんな良い雰囲気のところでやらせてもらえるなんて♪」と嬉しそう。「OKAMOTO’Sは中学の同級生4人で始めたバンドで、結成16年目に入ったところ。長く続けるためには、いろんな条件が揃わないとできないことだと気付いた。メンバーが大事だし、バンドが出来ることが楽しくて嬉しい。いま全国ツアー中で、ツアー初日にリリースした曲が、今の想いを込めた曲。熱い曲だけど聴いてください」と「今ここで」を披露。“今ここで終わってもいい、これが最後になってもいい、そう思えるライブしかしない”、そんな決意を形にした疾走感溢れるロックナンバーをアコースティックライブで届けます。綴られた言葉ひとつひとつを丁寧に、2人が奏でるギターの旋律が重なる瞬間は、より一層言葉の持つパワーを力強く感じることができます。


続いて披露したのは、バンド結成15周年を象徴する“感謝”の想いを形にした「ありがとう」。ショウが奏でる愛しくも心弾むメロディに、自然と手拍子が沸き起こります。“ありがとう”と何度も繰り返される、シンプルながらも真っ直ぐに、温かく心を包み込む言葉に誰もが優しい表情でステージに魅入っていました。

ステージの最後には「せっかくなんで、サイトウくんをもう一回呼んでいいですか?」と、初めてのコラボライブに! サイトウは「(コラボは)嬉しいけど、真ん中に立つのは恥ずかしい…」と、3ピースバンドのw.o.d.のステージでは見ることのない、センターの立ち位置に慣れないと照れ笑いするシーンも。初めてのコラボライブで選んだ楽曲はルイ・アームストロングの「What a wonderful world」。ショウとサイトウ、2人のボーカリストの歌声に、コウキのギターサウンド。ここでしか聴けない特別なステージに観客も満面の笑みを見せながら、手拍子でライブに参加。最初こそ緊張気味だったサイトウの表情もステージの後半には柔らかくほぐれ、2人の声が重なり、高めあう瞬間はとにかく解放感いっぱい! 楽曲が持つ美しさも相まって、余韻をたっぷりと残しながら、スペシャルライブは終了。

ステージにはDJ大抜卓人が再び登場。改めてライブを振り返るなか、コウキは「めっちゃよかったですね♪」と興奮しきり。大抜が「今後、フィーチャリングの機会もあるんじゃない?」と尋ねると、「あるんじゃないですかね♪」(コウキ)と、「RADIO CRAZY 2025」でのステージなど、今後のコラボに期待を高めつつ、イベントは終了。
なお、この日のイベントの模様は一部、FM802の番組「on-air with TACTY IN THE MORNING」(月~木6:00~11:00)にて、12月2日(火)10時台にオンエアされる「大阪ステーションシティ GO FUN」のコーナーで一部オンエアを予定。気になる人はぜひチェックを!
ここに掲載しきれなかったこぼれ話や、より詳しい情報はこちらで!
FM802 on-air with TACTY IN THE MORNING 「大阪ステーションシティGO FUN」
毎週火曜日10:00-10:20 放送中! DJ:大抜卓人
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話題の施設などの旬な情報と、番組おすすめのプレイリストを交えてご紹介します。
あなたの「楽しい」がきっと見つかるはず。お楽しみに。

