肉食音楽家うらともえのニクニクワクワク EP2
どや?
うらともえさん
岐阜県高山市生まれ、大阪市在住。射手座。木管楽器奏者、作曲家、ときどき歌手としても活動する音楽家。好きが高じた肉コラムニストとして雑誌Meets Regional、業界誌ミートジャーナルで肉食コラムを執筆、テレビ、ラジオにもちょいちょい出演しつつ、大阪日本橋でDIDDLEY BOW(改装中っす!4月中旬にリニューアルオープン予定)も経営。愛聴盤はドクター・ジョン『ガンボ』。愛読書は村上信夫『ニッポン人の西洋料理』。趣味は自家製ケイジャンスパイス調合。特技は観葉植物の念力蘇生。
迷ったらデパ地下、これ私のランチの掟。時間があればデパ地下徘徊〜吟味と冒険も楽しんでいますが、そうじゃない時は柿安さんに直行が常。 わりしたで炊いた旨みたっぷりの牛肉をご飯の上に敷き詰めた「黒毛和牛 牛めし」が間違いない!肉と米を割り箸でかっこめば、なにかと忙しいお昼休みもパラダイスっす。と、言うわけで柿安さんって、なんとなくデパ地下に特化した惣菜&お弁当屋さんだと勝手に思っていたのですが……う、知らなんだ。デパ地下で下ばっかり向いていたから気づきませんでした。グイと顔を持ち上げてみれば大丸梅田店14階になんと「炭火焼グリルカキヤス」さんの看板が!恥入りますぅ。
柿安さんの創業は明治4年(1871年)。“肉の老舗”が手掛ける「炭火焼グリルカキヤス」のコンセプトは、自慢の肉料理とお酒が楽しめる大人向けのレストラン。私も四十路=超大人、これは直行するしかない。
ラグジュアリーかつ威圧感のない店内はお一人様でも家族連れでもスーっと馴染める雰囲気。
リーズナブルなランチ限定メニューに季節限定メニュー、そして松阪牛を使用した本格ハンバーグや「お肉屋さんの本気」が謳われたステーキなどがずらりと載った、肉食欲をそそるグランドメニューは目移り必至っすよ。今回、私がいただいたのは「黒毛和牛ヒレステーキ」(130g税込4,000円)。
レモンの輪切りとバターがステーキの上に鎮座したそれは子供の頃に憧れた「ええお店のステーキ」そのもの。柿安特製ダレは旨みが全開。心地よい胡椒の刺激も憎いなー。これ、米すすむっす。
Never Say ゴチソウサマ。ランチで一番人気の「やわらかハラミステーキ&黒毛和牛入りハンバーグセット〜さっぱり大根おろしのせ〜」(税込2,510円)、「黒毛和牛サーロインステーキ丼」(税込2,040円)も「勿論」いただきました。「やわらかハラミステーキ&黒毛和牛入りハンバーグセット〜さっぱり大根おろしのせ〜」は充実のサラダバーとスープバーにデザート付き(週末、部長とのランチはこれに決まり)。
丼は「柿安さんと云えば肉と米」という私の脳内スタンダードを鬼満足させてくれる逸品。炭火で丁寧に焼かれたサーロインステーキの圧倒的な存在感。プロの技がキラリと光るステーキは先ずソースをかけずにそのまま召されよ。で、ソースをお肉とご飯にかけて、後は一気にかっこみましょう。ランナーズハイならぬミートハイが堪能出来ますぜ御同輩。
老舗らしい渋い書体の看板が印象的なデパ地下の「柿安」さんと、カタカナのレストラン「カキヤス」さん(氷川きよしとKiinaみたいな)。これからも私の肉食欲をガツンと受け止めてくだせえ。
※商品や料金、店舗などの掲載情報は、2023年3月時点でのデータをもとにしています。現在とは販売状況が異なる場合があります。
いっちゃん、新しいやつ