「アレ」って実は大阪万博がきっかけ
「今更聞きにくいけど、そもそも万博っていまだによくわからん…」という人もいるだろう。世界中のあらゆる場所から、最先端の技術や文化が一挙に集まる場が万博だ。
梅田エリアでは、1970年に開催された「大阪万博」と深いかかわりがあるモノのひとつが「動く歩道」。実は大阪万博の際にお披露目された後、阪急うめだ本店と阪急大阪梅田駅を結ぶ場所に設置されて今に至る。
また、前回の万博がきっかけで日本のファッション感度が高まった。カジュアルな装いが定番になり、ターミナルファッションビルの開発が進むなど、日本のファッション業界に大きな変革を起こした。大阪ステーションシティのような駅直結型の商業施設のスタートは万博きっかけともいえる。今回の万博後にも、新たな「スタンダード」がここ大阪梅田に生まれるかもしれない。
万博は「夢洲」だけじゃない!?大阪梅田でも「大阪・関西万博」を楽しも♪
万博にはパビリオンやステージイベント・特設ブースなど盛りだくさん。ただ、頻繁に通うのは正直難しい。「もう少し気軽に万博気分を楽しみたい」という人は、JR大阪駅の「時空(とき)の広場」へ足を運んでほしい。
時空の広場では万博会期中、万博の“サテライト会場”として「EXPO OSAKA STATION」をオープンし、大阪梅田から万博を盛り上げていく。階段や通路が「ミャクミャクカラー」に染まるだけでなく、日本最大級の日本最大級の球体LEDビジョン「LINQ VISION(リンクビジョン)」を通じて大阪の魅力を発信し、万博を盛り上げていくそう。会場では定期的にイベントなども行う予定。仕事や学校帰りにふらっと寄って「万博の雰囲気」を楽しんでみてはどうだろうか。



万博への行き方、パターンめっちゃあるやん!
万博への機運が高まってきたところで、主要駅から万博現地までのアクセスを知りたい人も多いだろう。大阪梅田からはいろいろなアクセス方法がある。それぞれメリット・デメリットがあるので必要に合わせて選ぼう。
①シャトルバスで直接会場へ
大阪駅から一番近いシャトルバス停留所としては、「うめきたグリーンプレイス」横のバス駐車場がある。またマルビル跡地にもバスターミナルがあり、どちらも夢洲まで直通。電車と比べると運賃は高いが、便利さを優先したい人にはオススメ。
②大阪メトロを駆使
御堂筋線梅田駅・四つ橋線西梅田駅から本町駅、谷町線東梅田駅から谷町四丁目駅で中央線に乗り換えて夢洲まで目指せる。ただし、特に朝の時間帯は本町駅まで通勤の人で混み合っているため注意。
③JRから大阪メトロ乗り換え
JR大阪駅から弁天町駅で大阪メトロに乗り換える手もある。中央線の混雑ポイントである本町駅を回避できる。
④JRからシャトルバス乗り換え
万博直通のシャトルバスは比較的空いている西ゲート側で発着している。JR大阪駅→西九条駅→桜島駅まで乗り、桜島駅バスターミナルで夢洲行きのシャトルバスに乗る方法を使えば、西ゲートへアクセス可能。
また、大阪駅へ到着してから万博へ行こう!という旅程の人は要チェック。万博会場には大型荷物の持ち込みはできず、また預かりにも1万円かかる。新大阪駅や一部の環状線沿線のJRの駅には、大型荷物を預けると、ホテルまでその日のうちに送ってくれるスマートロッカー「pikuraku PORTER(ピクラク・ポーター)」が設置されている。預けた後は、帰りに荷物をピックアップせずに直接ホテルへGO。

このサービスが利用できるスマートロッカーを設置している場所はこちらのリンクを参照。
せっかくなら、「万博参戦グッズ」を大阪梅田でそろえて行こう!~ショップ・アイテム紹介~
■公式グッズをまずゲット!
せっかく万博へ行くなら、まず欠かせないのはミャクミャクグッズ。大丸梅田5階のオフィシャルライセンスグッズでも人気なのは、万博デザインのハンカチ。また、大丸梅田店限定で、大丸・松坂屋公式キャラクター「さくらパンダ」とミャクミャクのコラボグッズも展開しており、マニアから好評だ。


2025大阪・関西万博 オフィシャルストア 大丸梅田店
[住所]大阪市北区梅田3-1-1 大丸梅田店5階
[電話]050-1780-0000
[営業時間]10:00~20:00
■ガイド本
万博会場はとにかく見どころがたくさん。公式のガイド本で、事前に行きたい所をチェックしておくことがオススメ。「梅田 蔦屋書店」では、ガイド本だけでなく万博関連本や大阪観光の本を集めた特設コーナーが設置されている。

梅田 蔦屋書店
[住所]大阪市北区梅田3-1-3 ルクアイーレ9階
[電話]06-4799-1800
[営業時間]8:30~21:00
■モバイルバッテリー
初の「キャッシュレス万博」ということで、キャッシュレス決済や予約確認などにスマホは必須。「Anker」のモバイルバッテリー「Anker Nano Power Bank」は、コンパクトで持ち運びやすく、スマホ一回分の充電が可能。カラー展開も豊富でうれしい。

Anker Store
[住所]大阪市北区梅田3-1-1 エキマルシェ大阪クロスト B1階
[電話]080-7495-5606
[営業時間]10:00~21:00
■日焼け・熱中症対策グッズ
・日傘
特にこれからの季節、熱中症には注意したい。「Wpc.」の「遮光トラベルパラソル ミニ」は万博向けに開発された傘。「つゆ先」と呼ばれる傘の先のとがった部分が隠れており、人混みでも安全に傘をさすことができる。航空券のようなデザインも旅感があふれる。


Wpc.™ LUCUA 1100店
[住所]大阪市北区梅田3-1-3 ルクアイーレ7階
[電話]06-6151-2156
[営業時間]10:30~20:30
・サングラス
日差し対策でもう一つ必要なのがサングラス。「SWANS STORE」のサングラスは元々スポーツ向けが主軸なのもあって頑丈で安全。オススメなのは調光レンズの商品。パビリオンなど屋内に入ると色がなくなるため、つけっぱなしでも楽しめる。

SWANS STORE KITTE大阪店
[住所]大阪市北区梅田3-2-2 KITTE大阪3階
[電話]06-4256-7236
[営業時間]11:00~20:00
・日焼け止め
やっぱり気になる日焼け。国内外あらゆるコスメを取り扱う「アインズ&トルぺ」の今年のオススメ日焼け止めは、「AYURA」の「ウォーターフィールUVジェルα」。みずみずしく、血色を良くする効果があるそう。ボディ・フェイスどちらに使ってもOK。

アインズ&トルペ 大丸梅田店
[住所]大阪市北区梅田3-1-1 大丸梅田店5階
[電話]06-6459-7928
[営業時間]日~木 10:00~20:30/金・土 10:00~21:00
また「iicot(イイコット)」はシーズン中、ひんやりグッズや日焼け対策グッズを常時取り扱っている。いろいろな種類の日焼け止めのほか、ひんやりスプレー、日傘なども販売(※商品の入荷数やラインナップは日によって変わる)。買い忘れの駆け込みに大活躍!

イイコット エキマルシェ大阪店
[住所]大阪市北区梅田3-1-1 JR大阪駅エキマルシェ大阪内
[電話]06-6131-9695
[営業時間]10:00~22:00
■マイボトル(水筒)
会場では、給水機やマイボトル洗浄機も設置されていて、マイボトル持参が推奨されている。「KEYUCA(ケユカ)」では持ち運びしやすい小さなタイプから、保冷や保温に優れたタイプまで用途に合わせたマイボトルがそろう。

ケユカ ルクアイーレ店
[住所]大阪市北区梅田3-1-3 ルクアイーレ7階
[電話]06-4256-5430
[営業時間]10:30~20:30
■靴
会場は広くかなり歩くので、なるべく疲れにくい靴をチョイスしよう。登山用などの国産スニーカーを扱う「にほんのくつ」からは、ブランド「Flower MOUNTAIN」の「【LENZAN – レンザン】ー西陣織ー」が万博用にオススメ。和柄で足元から“日本アピール”ができる。西陣織の生地を全面にまとった外観の「飯田グループ×大阪公立大学共同出展館」前で記念撮影するといいかも。

にほんのくつ
[住所]大阪市北区梅田3-2-2 KITTE大阪3階
[電話]06-6147-8131
[営業時間]11:00~20:00
■バッグ
・メインバッグ
なるべく身軽に行って体力を温存したい…という人は、軽めのバッグでのぞむべし。レスポートサックはリップストップナイロンという軽くて微撥水性のある素材を使ったバッグがそろう。手持ちサイズは500mlのペットボトルが入るくらい、想定以上に容量が大きい。


レスポートサック
[住所]大阪市北区梅田3-1-3 ルクアイーレ1階
[電話]06-4796-7200
[営業時間]10:30~20:30
・サブバッグ
各パビリオンでパンフやお土産をもらうこともあるので、サブバッグを持っておくとなおよし。
ニュースタアにある「Lagimusim(ラギムシム)」のバッグシリーズ「paanibag」は、レギュラーサイズが27gと超軽量で小さく折り畳めて、サブバッグにぴったり。素材が丈夫なのでパンパンに入れても問題なし。


ニュースタア 大阪
[住所]大阪市北区梅田3-1-3 ルクアイーレ2階
[電話]06-6151-3104
[営業時間]10:30~20:30
せっかくの「万博シーズン」を楽しみ切ろう!
10月までまだまだ続く万博。人生に何度もないせっかくの機会なので、いろいろな方法で楽しんでほしい。ただ、これから梅雨や猛暑の季節が始まると、より「備えて現地入り」することも必要だ。現地でトラブルなく楽しむためにも、最低限本記事で取り上げたアイテムは準備して来場することをおススメする。そしてサテライト会場も活用し、「世界」や「未来」へ気軽にアクセスしてみてはいかがだろうか。
いっちゃん、新しいやつ